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デューン 砂の惑星

デューン/砂の惑星 劇場公開版<ニュープリント・スクイーズ>
映像>物語度 ★★★★★
あらすじ:「デューン」と呼ばれる砂漠の惑星アラキスを舞台に、宇宙を支配する力を持つスパイスをめぐる勢力争いが起こる。

フランク・ハーバートによるSF長編小説の映画化。1984年公開。
全6作もの壮大なシリーズを映像化するのは相当困難だったらしく、「エル・トポ」のアレハンドロ・ホドロフスキーほか多くの監督が挫折した末、デヴィッド・リンチが監督を努めた。
が、リンチ自身認めているように描ききれてない感たっぷり。
原作は読んでいないが人物・背景などの描写が明らかにカットされ、代わりにナレーションでなんとなく説明。それでも不十分。
1シーンごとにいつの間にか展開が進んでいるので、何がどうなったのかいまいち分からない。
結果だけ言えば「争いの果てに主人公(救世主)が宇宙に自由と平和を取り戻しました」という超簡単なストーリーなんだが、争いの部分をはしょりすぎでつまらない作品になってしまった。

しかしその反面、映像的には目を見張るものがある。
不気味でグロテスクなキャラクター、中世の建築美を思わせる大掛かりなセットと質感、じめっとした画面などリンチお得意のダークな世界観が発揮されていて見応えあり。
巨大サンドワームのSFXはいまひとつだったが、戦闘時のシールドはポリゴンのようで面白い。
この映画を見る価値はビジュアル面にあると言ってもいいな。
あとはまぁダークなスター・ウォーズって感じか。

主演はこれがデビュー作となるカイル・マクラクラン。ほか、The Policeのスティングも出演している。
エンド・クレジットでTOTOの美しい曲を聞きながら「この映画ワケワカラン」と脱力した。

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