太陽の首都

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Rhythms del Mundo : Cuba 

Rhythms del Mundo: Cuba
融合度 ★★★★★
'06年リリースのチャリティー・アルバム「リズム・デル・ムンド」。
制作のきっかけは2004年12月に起きたスマトラ沖地震。
その復興支援を目的として「アースライズ~ロックが地球を救う」('94)の制作にも携わったケニー・ヤングを中心に企画されたが、その後2005年8月のハリケーン“カトリーナ”、2006年のインドネシア大地震などを受けてAPE(Artists' Project Earth)基金を設立。
APEの活動は、近年大きな問題となっている地球温暖化による異常気象や自然災害の被災地を支援するもので、賛同した世界のビック・アーティストたちが結集して実現したのがこのアルバムだ。

本作の音楽的なテーマは「ロックとキューバ音楽の共演」。
ロック界からは社会問題に熱心なU2やコールドプレイ、さらにレディオヘッド、スティングなどの大物をはじめ、フランツ・フェルディナンド、アークティック・モンキーズ、カイザー・チーフスなどUKの若手バンドも参加している。
彼らの代表曲をキューバ風にアレンジしているのは、なんとブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。アレンジだけでなく、メンバーであるイブライム・フェレールとオマーラ・ポルトゥオンドによる曲も収録されており、2005年に他界したイブライムについては生前最後の録音となっている。
以前取りあげた甲斐があったな、ブエナについてはそちらのレビューを見ていただきたい。

さて内容だが、全体を通して実に上手く融合している。
例えばM1、イントロの流麗なピアノはオリジナルと同じなので一瞬あれっ?と思うのだが、テンポが一転して軽快なメロディーが流れ出し、トランペットの音色が突き抜ける。
M6はオリジナルとは全く違うアレンジで、超トロピカル。歌っているのもボノではなくキューバのシンガー。マルーン5のM7は彼らに元々ファンクな要素があるだけに相性ぴったりで違和感なし。
個人的に一番気に入ったのはアークティック・モンキーズのM3。ヴォーカル・メロディーは原曲通りだが、よりパワフル&ダンサブルに仕上がっている。

原曲のリズムや雰囲気を生かしつつ陽気なキューバン・リズムに乗せて生まれ変わらせるセンスと演奏力は、ベテラン揃いのブエナだけあってやはり一流。
キューバ音楽とロック・ミュージック、それぞれのファンを納得させつつ互いに興味を抱かせる可能性も持っているところが面白い。
マット・ビアンコのような「ファンカラティーナ」(ファンク+ラテン)ブーム再び!とかならないかな。
なお、アルバムタイトルが「Rhythms Del Mundo=世界のリズム」と名付けられているので多分シリーズ化するだろう。
今回はキューバだが、ブラジルとかアフリカとか色々期待したい。

以下トラック・リスト(★:ニュー・ヴァージョン)
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What's Going On 

ホワッツ・ゴーイン・オン
参加アーティストの多さ ★★★★★
2001年リリース、「オールスター・トリビュート:ホワッツ・ゴーイン・オン」。
Marvin Gayeによる不朽の名曲を有名アーティストたちがリメイク。
元々はエイズに対するチャリティー・シングルとして9/5~7にかけてレコーディングされたが、9.11事件を受け急遽US同時多発テロ被害の支援も兼ねてリリースされた。
収益金は「The United Way's September 11th Fund」(9.11テロ被害支援)、「Artists Against AIDS Worldwide」「Global AIDS Alliance」(エイズ支援)他、複数のチャリティー団体に寄付される。

参加アーティストはまさにオールスター・メンバー。
マーヴィン・ゲイの娘ノーナ・ゲイをはじめ、ポップス系はバックストリート・ボーイズ、クリスティーナ・アギレラ、ジェニファー・ロペス、イン・シンク、ブリトニー・スピアーズ、ダレン・ヘイズ(サヴェージ・ガーデン)、グウェン・ステファニー。
R&B系はデスティニーズ・チャイルド、メアリー・J・ブライジ、ネリー・ファータド、アリシア・キーズ、モニカ、Tボズ&チリ(TLC)、アッシャーなど。
ヒップホップ界からはジャーメイン・デュプリ、リル・キム、イヴ、ジャ・ルール、NAS、ネリー、パフ・ダディ。
ロック系は意外と少なく、ボノ(U2)、マイケル・スタイプ(R.E.M.)、ペリー・ファレル、アーロン・ルイス(ステインド)、クリス・マーティン(コールドプレイ)、スコット・ウェインランド、フレッド・ダースト(リンプ・ビズキット)らが参加。

特徴としては
1.「We Are The World」的な「みんなで一つの曲を合唱」形式。
2.オリジナルには無い歌詞を追加しメッセージ性を強調。
3.オリジナル・ミックス以外にヴァージョン違いが8曲。
といったところか。
ラッパーが多数参加している事で従来のR&Bにメリハリが生まれ引き締まった印象。
ヴァージョンごとに雰囲気がかなり違う。例えばM2ロンドン・ヴァージョンはボノとクリス・マーティンだけが歌っているし、M4はハードロック・ミュージシャン達によるヘヴィーなサウンド。
それぞれ個性があって面白いな。

性別・人種・国籍を問わずアーティストが集結しているが、同じようにエイズも感染者を選ばない。
とりわけアフリカにおけるエイズの蔓延は深刻で、1分ごとに一人の子供が亡くなり、感染者の数は毎日11000人ずつ増えているという。
さらに、多発するテロや自然災害。まさにタイトル通り「この世界はどうなってるんだ?」って感じだ。
最後にマーヴィンの言葉を載せておこう。
「“What's Going On(何が起こっているのか?)”は誰もが抱えた問いです。私たちの見つけた答えは、団結する事、そして安全と思いやりと癒しに根差したグローバルなコミュニティーを作る事です。
この歌はまた、“アクションを起こそう”という呼びかけでもあります。
…なぜって、愛だけが憎しみに勝てるのだから」

Diana, Princess Of Wales TRIBUTE 

ダイアナ・トリビュート~ダイアナ元英皇太子妃追悼アルバム
追悼度 ★★★★★
10年前の今日、1997年8月31日に交通事故で亡くなったダイアナ元英皇太子妃。
このCDは亡くなった年の12月にリリースされたトリビュート・アルバム。2枚組、全36曲。
クイーン、ジョージ・マイケル、ポール・マッカートニー、エリック・クラプトン、ブルース・スプリングスティーン、ロッド・スチュアート、セリーヌ・ディオン、マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリーなど英米のトップ・アーティストが参加。
新曲や未発表曲、新録ヴァージョンなどを多数収録している。が、ブックレットの無い中古盤を買ってしまったので詳しくは分からない。
追悼アルバムという事でメッセージ性の高い曲ばかり。ダイアナ妃が世界中の人々からどれほど愛されていたか実感する。

今年の7月1日(ダイアナの誕生日)には、没後10年を記念してウィリアム、ヘンリー両王子が企画・主催した「Concert For Diana」という追悼コンサートが開催された。
イギリスやアメリカ、日本でもWOWOWで生中継で放送され、エルトン・ジョン、デュラン・デュランなど生前彼女と親交のあったアーティストが出演した。
このアルバムと追悼コンサートはチャリティーとしての側面も持ち、収益金はダイアナ・メモリアル・ファンドに寄付される。
なお、命日である今日は追悼式典が行われエリザベス女王を始めとする王族やエルトン・ジョンなど500人が参列したが、カミラ夫人(チャールズ皇太子の現在の妻)は世論を受けて出席を辞退したようだ。

ところで、前述したようにエルトン・ジョンはダイアナ妃と親交が深かった事で有名だが、彼が葬儀で歌った「Candle In The Wind 1997」は歴史上最も売れたシングルとしても知られている。
元々は'73年の「Goodbye Yellow Brick Road」に収録された曲でマリリン・モンローに捧げる内容だったが、葬儀のために歌詞を書き直した。
新録ヴァージョンを'97年9月に発売すると、イギリスでは発売当日だけで65万8000枚売れ、最初の週には155万枚に達した。
全米シングル・チャートでは14週にわたり一位を獲得、アメリカでの累計セールスは1100万枚を超えている。日本でもオリコンのシングル・チャートで2週連続一位になった。
現在世界中での売上げ総数は3700万枚以上と言われるモンスター・シングルだ。もちろん現在も記録更新中。
こうして人々の記憶の中で生き続け、愛され続けるんだろうな…

以下トラック・リスト(一部):

Alternative NRG 

Alternative NRG
ソーラー・パワー度 ★★★★★
オランダのアムステルダムに本部を置く環境保護団体、グリーンピース。
1971年に設立した世界的に有名な環境NGOだ。
当初は反核をヒステリックに主張する団体という印象が強く、抗議行動も実際かなり過激だったため、日本でのイメージは良くなかった。
だが1993年、ロシア海軍による核廃棄物の日本海への投棄現場を押さえ、日本に通知した事で評価されるようになった、らしい。

そんなグリーンピースの活動は非常に幅広いが、中でも熱心に取り組んでいる分野の一つが、つい先日の「Live Earth」でもテーマとなった地球温暖化防止だ。
化石燃料の代わりになるエネルギー開発への実験として作られたのがこのアルバム(1994年発売)。巨大ソーラー・ジェネレーター、サイラス(ペルシャ語で太陽の意)を全米あちこちのコンサート会場に運んで音源をレコーディングした。
太陽電池による録音という史上初の試みにはオルタナティブ界の大物も多数参加。
92年に行われた唯一のステージを収録したR.E.M.をはじめ、U2、サウンドガーデン&ブライアン・メイ、ジザメリ、UB40、ソニック・ユースなど、全てがライヴ音源。
エコという面でも素晴らしいが、これだけ豪華アーティストが揃っていると聞き応えがあるな。P.Mドーンとか懐かしい…
現在は廃盤なので中古で見つけてちょっぴり嬉しい。

トラック・リスト:
1.R.E.M.「Drive」
2.James「Ring The Bells」
3.U2「Until The End Of The World」
4.Midnight Oil「Tell Me The Truth」
5.Disposable Heroes Of Hiphoprisy「Everybody Life Has Become A Health Risk」
6.Soundgarden/Brian May「New Damage」
7.The Jesus And Mary Chain「New Kind Of Kick」
8.UB40「Sing Our Own Song」
9.Annie Lennox「Cold」
10.P.M.Dawn「Looking Through Patient Eyes」
11.The Soup Dragons「Sweetmeat」
12.EMF「Search And Destroy」
13.Yothu Yindi「Yolngu Boy」
14.Sonic Youth「JC」
12.Boo-Yaa T.R.I.B.E「Fam Bam」
16.L7「Shitlist」

Help-A Day In The Life 

Help - A Day In The Life
旬です!in 2005度 ★★★★★
'05年リリース、「Help-A Day In The Life」。
Help」(1995)、「1 Love」(2002)、「Hope」(2003)でおなじみの慈善団体War Child基金によるチャリティー・アルバム。
今回は戦争で被災したアフガニスタンやイラクの子供たちへの支援を目的に企画された。

現在UKロック・シーンで活躍中のアーティストが多数参加した大充実のコンピレーションだ。マニックス、ブラー(というかデーモン)、レディオヘッドは10年前に引き続き今回も参加。
ほとんどが新曲、新録カヴァーという豪華さ。聞き応えバッチリ。
発売時かなり話題になったレディヘの新曲は正直「すごい!」という感じでもなかったな。
M2、4、5、8、16、18が好きだ。特にマーヴィン・ゲイをカヴァーしたカイザー・チーフス、ハイテンションなアレンジが良いね。
なお、アルバム・ジャケットを手掛けたのは「HELP」と同様ジョン・スクワイア。ブックレットにはマキシモ・パークのダンカンのイラストもあり。

トラック・リスト:
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